A4カブ。納車後半年を経て思うこと |
季節外れの台風一過の連休最終日。僕は久々にA4カブを洗いに出してやり、内装を丁寧に拭いたり磨いたりしていつもの自宅前で撮影した。
このダークブルーの車体は常に洗車を要求する(笑)けれど、この半年で洗いに出したのは4回ほど。申し訳ない。
TTは小さいってこともあるから自分で洗ったりもしていたけれどこれはちょっと無理。
大きさよりもこんな色だから洗い残しや拭き残しが目立ってしまうため高等技術が要求されてしまう(ような気がする)。
話は変わるがこの二枚の画像を並べていて思ったんだけど、リアフェンダーにふくらみを感じる。
現行A5カブにも似た形状。屋根が格納するための車体内のボリュームを確保するためにはやはり必要なマスなのかもしれない。
これをフェンダー処理で巧みにデザインしたのがA5。でこのクルマは「実はそうなのよね〜〜」程度で納めているということなのだろう(笑)。
洗車話に戻るけれど、以前にも書いたと思うけれどこのクルマはあくまでも「雰囲気のクルマ」なので10年経った内装は至る所にダメージが来ているんだ。
そう思うとつくづくTTってすごいんだなあと思う。運転席のシートサイドとシフトの前方にある八つ橋型のスライドリッドの指掛け部の塗装が剥がれていた意外に一切のやれという物が無かったから。
まあこのクルマはあくまでも新車乗る意味を重視する指向性なんだな。。。と思う訳です。はい。
初夏に交換したタイヤとブレーキの恩恵はただひたすらに大きく、安心安全な快適クルーズを約束してくれている。
「ルルルルル・・・・」の音量はやや小さくなった気がする。
当初交換しようと思っていたホイールも、このクルマの特性を認識するに至りキャリーオーバーと決めた。実に新車当時の時代背景が反映されたまじめなデザインだ。
この角度から見るとややつんのめった感は否めないけれど、個人的には非常に正当なソフトトップクーペとしてのデザインバランスがとられていると納得している。
26,000kmを超えてようやっとエンジンの調子が良くなってきた。
登坂路でのエンジン回転が低くキープできるところや、料金所ダッシュで国産ワンボックスとまっこう勝負できる(笑)ことなど事実上の額面馬力が発揮されてきたように思われる。
その他ステアリングの切り返しタイミングやロール速度への慣れ、効かないエンジンブレーキの活用法(爆)など度重なる箱根テストで得たデータはどんどん蓄積されている(笑)。
ゴルフ場エキスプレスとして選んだこのクルマ。その事実上の役割はほぼ満点。
「急」のつかない走行感覚に、ゆったりした安定性に、BOSEの聞きやすい音響設備に、そして何よりも大きすぎない体躯と控えめなアピアランスに展開されるゆったり作動の解放装置(笑)。
今年はこいつと秋の柔らかな日差しを受けながら色づく山道をゆったりと楽しもうと思う。
TTでは見過ごしてきた景色を見ることが出来るような気がする。