私のカヌーライフ |
クローズドデッキ(デッキのある物)でダブルパドルで漕ぐカヌーをカヤックと言います。オープンデッキでもいいんですけど。
1- フォールディングカヤック(これが私の艇のタイプ)
船体が骨格と船体布に別れていて折り畳む事が出来ます。
古くはエスキモーのカヤックを模して作ったと聞いています。
電車や飛行機、その他の交通機関で移動して組み立て、川や湖や海で気軽に
楽しめる“ツーリング用カヌー”です。
アルフェック450T(これは460T)
これは私の所有する艇の新型ですが、ほとんど同じです。
内部はこんな感じでシートが付いています。
これの骨格はアルミ合金だったと思いますが、木製のものやジュラルミン製の物等があります(うんと高いんですが)
荷物を満載して何日もキャンプしながら川を下ったりするためのもので、この手のカヤッカー(っていうんだっけな)の夢はアラスカのユーコン川 のリバーツーリングなんです。
日本では最後の清流四万十川か北海道の釧路湿原あたりかな。
これはタンデム可能な全長(4.5m)をもち、リバーツーリングに適しています。
畳んでバックにしまって重量25kg(備品込み)ほどの重さがありますが成人男性であれば難なく荷台に積めます。
バックのサイズは横1,000mm×奥行き500mm×高さ500mm程度になりますからツーリングワゴンのトノカバー下にも入りきりませんが。(ちなみにミニではリアシート畳んでも一杯一杯です)
こいつとキャンプ用具一式を積んで遠くは四国迄遠征した事もあります。(エグザンティアブレークはこの為に買ったクルマなんです)
クルマで言えばまさしくこのエグザンティアといったところでしょう。(剛性不足など含めて)
2- カヤック
川等の激流を岩や流れと戦いながら下って行くもの。
オリンピック競技種目にもなっていたかと思うんですけど・・・
こんな形をしていたりします。最近ではいろんな技を繰り出す為に形が変形して来ています。
本体は“ゴミ箱と同じ”と販売店がいっているように強靭で岩に当たったくらいでは壊れません。
僕らが乗ると全く直進できないし、転覆もします。いわば“ロデオ馬”みたいなものです。
クルマで言えば“レース用の2輪車”のようなものかもしれません。
屋根に積まれて運んでる姿を時折見かけますね。
小さくて軽い(15kgくらい)艇ですから屋根にも積みやすいです。
3- シーカヤック
大海原を長距離航続を可能にするためのカヌーです。
沖縄などで観光カヤックツアーが有名ですね。
特徴は2と正反対に長い船体で直進性を重視します。
潮流調整のために船尾にラダー(方向舵)を備えます。
基本的にはファイバーなど強くて固い素材で出来ていて命を保証します。
シングルシーターが基本ですがタンデムもあります。
細い船体は真ん中に“キール(背骨)”が立っているので直進性とともに
スピードも出ます。
長距離用に短めのパドルで体力的負担を小さくする様です。
こんな娘とならなおGOOD!
これはだいたい6m以上ありますから普通車に積む事は難しいと思います。
ご存知のように車体の110%程度の長さしか道交法では許可されません。
これはクルマで言えばまさしく“高速グランドツアラー”でしょう。
まだまだ他にも色んなタイプがありますが用途に応じて選ぶと言う事になります。
もし次に買うとしたらオープンタイプのフォールディングのカナディアンカヌーだと思っています。3人くらい乗れて釣り等をのんびりできますから。