“ぐらっとくる”について |
別サイトで“ぐらっとくる”症状を訴えていた当方のC200。
その件について数人の方からコメントを頂いていたのでまずは感謝。
その中でも「ブッシュ類の傷み」という意見が多く、検討する必要はあるかなと思った。
また、経年変化というよりそのパーツ特有の劣化等も考えられ、Dでの点検を打診している。
この週末に連続で千葉と静岡方にゴルフで出かける用があったので久々にC200で出向いてその症状が看過できるものかあるいは走行状問題があるのか確認してみた。
まずは三人乗車で三人のゴルフバッグと手荷物という状況の土曜日。
首都高速の目地段差を踏みしだきながら湾岸線へ向かう。
流れはぼちぼちで法定速度は超えている。首都高3号線から外回りの環状線に合流。急カーブのあときわどい合流の待つちょっといやなシーン。“タタンタタン”と金属製のジョイントを踏み越えながら減速、ステアするも特筆する症状は出ない。
その後レインボーブリッジを渡って湾岸線に合流。込み合う浦安を脇目に見ながら千葉北分岐まで一気に走り切る。
その間の車線変更もスムーズで会話が途切れるようなことはなかった。
夏タイヤの山はまだ十分で路面の小さなでこぼこは吸収してくれている。
さすがに積載荷重が多いのかいつもよりキックダウンが早く、高回転を使う頻度が高いような気がする。そんな加速時にやや後ろ荷重になってステアリングが軽く感じる事はあるのかなという程度。
強い日差しが傾斜の強いフロントスクリーンから差し込んで“アッチーな〜〜!!”ということが悩みの種という程度だったろうか。
そうそう千葉方面は往路は朝日に、岐路は西日に悩まされるんですよね。
さてそんなおおむね印象の良かった千葉方面と打って変わり、翌日はいつもの富士山山坂道へ。
日曜朝の下り東名高速はガラガラで交通安全週間ということをうっかり忘れるような速度。
巡航速度が明らかにA4カブより高いの持ち合わせのトルクと馬力が高いだけではないかもしれない。
家内と二人乗車のこの日は少々実験的に高速道路でステアリングを左右に振ったりしてみたがやはりそれらしい挙動は出ないように思われた。
また一般路の“いつもの山坂道”でも綺麗にラインをトレースする。
A4と比べては何だがすっきりとした醤油味の乗り味が潔よいように感じる。
ただし、すっきりとトレースするだけにやはりS字状の切返しの遅れ感はあってこれが“グラッ”とくるようなひやりとする場面を招く事がある事は付け加えなければならない。
ようするにきっちりできていると感じていた物がある状況下では少し気になる挙動を示すので“気になる”ということなのかもしれない。
例えればまじめだと思っていた子の人間的な側面を見たときのような。。。ということか?。
今回の事はもしかすると冬タイヤによる運転ロジックをデフォルトで考えてしまったのかもしれないかな?いや、でも確かに都内一般路でもひやっとする瞬間が何度かあったことも確か。
じゃあいつ何処で直ったの?タイヤ交換の時?何にも言ってなかったけどなあ。。。。。
思い出せば初代C200に乗って家族でツーリングに出かけた際、すやすや眠る私以外の家族全員を起こさないように気をつけて運転していた時、リヤ側からグラッグラッと軽く振られてそれに遅れてステアリングで修正した事を思い出した。
当時はFR車の特性かな?とか思っていたけれどその症状の小さな物かもしれない。またそんな経験から“あらぬ心配”や“あらぬ疑い”を自分自身でかけてしまったのかも知れないとも思う。
考えればいろんな事が考えられるけれど、いずれにしても車体本体や可動部のアームやその他部品の強度や素材がしっかりしているように思う(というか感じる)。
そんなパーツたちの集合体でありながら、老若男女が使えるフレキシビリティーを持たせる為の“甘さの演出”がそう感じさせるのかもしれない。
今回は大きな症状を感じる事はなかったけれどもう少し様子をみて症状を感じたらDへ直行としよう。