桜とお花見 |
ある文化史家の本を読み進むうち桜のことが本気で愛でることができなくなってきたように思っていた。
かつての日本では花見と言えば桜ではなく梅だという。
しかも真っ暗な夜梅の香りを楽しむのだという。
まことに優美なことではないか。
日本国民を奮い立たせるための道具に使われた?
平和な江戸の時代からの脱却と国際化のために大いに盛り上げてくれたのかもしれない。。。
画像は昨日の目黒川の桜の様子。
雨に煙る桜はこれまた美しい。
これだけ美しく咲き誇る花は他のものと代えようもない意実にまた思いをはせる。
どんなに時代は変わっても美しいものを愛でる気持ちに変わりはないように思いたい。