Bar Grand Master |
世田谷区の岡本の住宅地にそこはある。
SPLANA21というデザイナーズ系マンションの地下。
地下とはいえドライエリア(吹き抜け)になっていて実質てきには一階といえる。
会津寿昭氏が経営するバーの高級版(?)だとか。
しっかり“会員制”と書いてある。
この件はあとに回しますが店自体の印象を綴りましょう。
前出のとおり地下とはいえ大きく吹き抜けたその床面は薄く水をたたえたプール。
住民への光害の関係もあるのだろう。相当に薄暗い階段はいかにも“会員制”的とはいえる。
中に入ると2名のバーテンダーが迎えてくれる。
コート、バッグをあずける。
都合8席程度のバーカウンター。
窓際に二人席が2つ。
奥にテーブル席の部屋。軽いパーティーが出来そうである。
天井が高い。というかスケルトンだ。
カウンターの右端から3番目に座って高くそびえ立つバックバーを見上げる。
棚に仕込まれたライトがボトルを照らす。
“酒を照らしズギルな”が鉄則のはず。そう思いながらジンフィズをオーダー。
この間に経営者の会津氏と挨拶をする。
大柄な獰猛な男の人といったイメージである。
紹介者とともにしばし談笑するもキャラ違いが大きすぎる。
カクテルを出してくれたバーテンダーとの会話に移行させてもらうことに。
ジンフィズ評
喫茶店のレモンスカッシュにジンを入れた味、というのが正直な印象。
『濃厚な味ですね』の問いに
『ええ、実は美味いと言われる喫茶店のレモンスカッシュ飲み歩きましたから』
・・・あせっ!
酒好きには今イチだが一般的な(あくまでも一般的な)女性には受けそう。
『甘過ぎましたか?』と彼。
『いえ、おいしいですよ』とわたし。
ハロハロ(名前忘れましたが写真のもの)評
『白いショートカクテルを』の注文にこたえてくれたもの。
ご覧のようにショートといえども器がでかい。
おそらく120以上は入っている。大盛りである。
クラッシュされたアイスがふんだんにグラスの中に浮いている。
この“ハワイ風カクテル”のために振り方をセレクトしたに違いない。(そう思おう)
味は、はっきり甘い。
ジンフィズのときの会話を展開しているんだ。“甘いって言っときゃ良かった”反省。
このお店、もとはニコタマの“Bar Sunset”(今もある)。
不勉強な私は知らないけれど関係各位(?)はご存知だろう。
店評
個人的に行きつけになる可能性は低いと思う。(場所も場所だし)
接客自体に問題も無いし、味も注文のしかた次第では良いだろう。
店のデザインは好きな人は好きなんだろうけど、と好みの別れるところだ。
車に例えるならメルセデスW124のセダンフルエアロ(当然社外品)1990モデル
外装色は黒、赤皮内装。という感じが近いかな。
私は絶対に乗りませんけど・・・・ってことです。失敬!