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自販連統計(2007年1〜12月)によるとランドローバー車の販売台数は年間1,400台強というところだ。
我がHSEもこの1,400台のうちの一台と言う事になる。
カローラやフィットが20,000台/月以上新車登録していることを考えると驚異的に少ない。
この車がカローラ並みに走り回ればこれはこれで問題なんだけど・・・。
ちなみに前年比売り上げトータルが87.5%と新型車であるフリーランダー投入後も生彩を欠いている。
この納車時期が5〜6月と秋になっただろう。ここだけは昨対を越えている。
しかるにレンジローバー各車は売り上げの小さい(だろう)HSEをラインナップから落とした。
正規代理店自体が完全に消えてしまわないように応援したい。
さて、自動車の販売台数は景気の善し悪しを如実に表す。
いわゆる会社でいえば余剰金。個人で言えばレジャー用具。
どうやら景気は下向きのようだ。
輸入車全体では2003年をピークに緩やかな下降線を辿っている。
2007年はかろうじて前年比100%越えを計上しているが今年はいかがだろう。
こんな中コンパクト系の乗用車は先行きが明るい。
特に軽自動車はおそらく各車とも前年比を大きく上回った販売数を計上している。
特筆に値するのがスズキ自動車の着実な伸びだ。
ダイハツが上昇下降を繰り返しているのが不思議ではあるけれど・・・。
またハイブリッド車のトヨタプリウス(ホンダシビックハイブリッドは単独車種でないため不明)は確実に売り上げを伸ばし、2007年間ランキング22位に付けた。
量産体制が完全に整ってきたと言う事なのだろうか。
例の一件後の三菱もじりじりと売り上げ(台数だけ)を伸ばして全盛期の1/4程度(つぶれないのは不思議)まで回復している。
三菱は良い車を作ってきた過去があるのでがんばって欲しいのだが・・。
ようするに現代は台数よりも売り上げだから高級化路線が大事になってくる。
自動車だけではなく大量消費時代はとうに終わっているのだ。
次はどんな時代になっていくのだろうか。ぼやぼやしてると我が身にも火の粉が降り掛かりますよ。