やはりバルブだった |
『昨年の点検時には異常は見当たらなかったんですがもう一度チェックしてみます。』
というのがディーラーのコメントだった。
私としては“違いが微妙で感覚的なもの”なのでテスターでは解らないのではないかということを言葉を重ねて伝えておいたんです。
今日、電話で
『...バルブが作動してなかったので交換されたし。』というものだった。
バルブの名前がディベーターでなかったので違うのかとおもったら同義語で、やはりそれだった。
作動してないものがどうしてテスターで解らないのかと執拗に迫ったところ
『テスターで解る範囲ではなく、部品単体をチェックしなければ解らない類いのもの』だそうだ。
ある程度加給はされていて、NAでは出せない領域の出力は得ていた訳で、これはわずかな誤差なのでテスターに引っかからなかったということだと説明された。
また、その関連バルブも交換。そして念のためすパークプラグも交換してもらうことになった。
あいにくディベーターバルブの在庫が日本に無いため本国から取り寄せ交換とのことで10日ほどかかるという。
その交換をだけを後回しにして不具合がおこったらばかばかしいので完成まで預けることにした。
本来ディベーターバルブが正しく作動している場合、加給を抜く音は“プシュ!”となるらしい。
作動していないと“プシュルルルルル〜〜〜”となる(わたしのはこうなってた)。
これは加給がバルブから抜けずにエアフィルターへ逆流している音なのだということだ。
明らかにこれはバルブの作動不足(というか作動してない)で起こるものらしい。
結果、タービンで造られた圧縮吸気が送られっぱなしで抜け道なしの状態に近かったということなのだろうか?そんなはずはないのでバルブがいい加減なところで固定されていて十分な加給が行われていなかったと考えた方が普通かもしれない。
いずれにしても人間の感覚って大事。
機械に解らないことも“感じる”という機能が上回ってるのかもしれないと・・・。
仕上がりが楽しみです。