ゴルフとクルマの関係性 |
先日レクサスカップの行われる茨城県の某名門ゴルフクラブに接待で言って来ました。
この時代接待とは何事?とおしかりを受けそうですが受けた接待、断る訳にはまいりません(笑)。
その、某ゴルフクラブの駐車場にはおびただしい数の高級車が止まってました。
『どうせ黒塗りだろ〜?』とおもってらっしゃるあなた!それは違います。
え〜と。マセラティ、ポルシェ911からGTまで、当然フェラーリ様も!!
大きいところではレンジローバー、カイエンターボ(10台くらい!)
私は中古車屋なども物色しますがこれほどまでに高級外車であふれかえったパーキングパレットを見たことはありませんでした。こういうのって駐車場ですでにやられてしまいます。
あまりのことに写真を撮り忘れてしまったぐらいです。
パッティンググリーン上での会話より
『どうですか?新しいクルマ来ましたか?』
『ええ、今日乗ってきましたよ。やっぱりSは違いますね〜〜』え?エス?
『普通のターボのときより全然速い気がしますよ〜〜はっはっは〜〜』乗り換え?
いえ、実際に横耳で聞いた話です。わたしじゃないです。
どうやらカイエンターボSはこのクラブで流行ってるようでした。
見るからに普通のおじさんだったんですけどね。
そういえば御殿場の某ゴルフ場に練習に来てたツアープロもカイエンターボフルエアロ(っていうのかな?)だったからお金持ちゴルファーはカイエンターボがお好みなのかと思われます。
いや、今日はそんなこと書こうと思ってたんじゃなくて、“クルマ好きなのにゴルフ関連にお金かけすぎてクルマにお金かけれない”というぐちです(爆)。
ゴルフに行くだけだったらそんなになんですがクルマと同じようにクラブやウェア、小物関連にいろいろ目移りしてしまって困るという性癖のことです。
じゃなくってゴルフって実にクルマに良く似ているところがあるっていうことに気づき始めてたってことです。
例えばティーショットで使うドライバー(1番ウッド)はクルマに例えるとパワーです。エンジンです。
飛べば飛ぶほど楽しく壮快です。
飛ぶ!と言われるクラブはどんどん欲しくなります。しかもこれは意外と高価です。
私はひどい時は三ヶ月に一回くらい買ってます。(買い替え入れるともっとかも)貯まってます。
クルマに投資したらすでにBBSのツーピースくらい軽く買えてます(爆)。
でもよく考えるとこのハイパワーエンジンはクルマと同じでシャーシである自分の身体能力にあってないととたんにガタがきてしまいますね。
筋トレは必須ですがこれは無料。
アイアンと呼ばれる金属製のクラブはクルマで言うと曲がりでしょうか?
狙ったラインにぴたっと乗せていくあの感覚に近いですね。
加速しながら曲がったり減速しながら曲がったりいろんなバリエーションが必要です。
個人的にはドローボールやフェードボール。高い球や低い球を打ち分けることが肝要ですからどうやって打ってもまっすぐしか飛ばないクラブはごめんです。
クルマで言えばどうやっても簡単に曲がってしまう出来のいいくるまって意外と面白くないですよね?あれです。
結果へたくそな私なぞは用もないのに右や左へ球を曲げてしまうことにもなるのですがこれはクルマで言うとコースアウトです(大笑)。
そしてパターです。
これはクルマで言うとサスペンションストロークみたいなものでしょうか?
乗り味といってもいいところ。
要は打感ですね。
すべてのクラブで打感は大事ですがことパターに関してはそれが生命線です。
方向性もさることながらやはり一番大事なのは距離です。
その距離を制御する大きな要因は打感だと私は思います。
変な話、ハワイ土産のバナナの形したパターだって真っすぐは打てますからね。
ゴルフ好きがくるま好きだということは良く言われますし、ハイパワーモデルが好きな人も多いです。
私の場合はクルマも飛ばし屋ではないからゴルフも飛ばし屋ではありませんが乗り味であるところの打感にはかなりこだわります。
また形や色も重要な要素です。機能美のある美しいクラブは持つだけでうれしかったりします。
よって比較的得意な(好きなが正解)クラブはパターとアプローチ含めたアイアン系でしょうか。
やればやるほどどんどん好きになります、アプローチとパター。
クルマもそれに合わせたようにどんどんフィーリング重視になって来たのかといえばまだまだです。
もっと自分だけの、自分のフィーリングに合ったクルマに仕立てていきたいところですがゴルフクラブと違ってとても高価なのでいろんなものに手を出しにくいですね。
冒頭の名門ゴルフ場での高級車たちもそういうオーナーのあくなき欲望が選ばせたものなのかもしれません。
じゃあフェラーリ乗ってる人がみんなゴルフが上手かって言うとそれはちとちがいますけれどフィーリングが合うこととお金があることだけはわかります(笑)。