富士箱根はもはや初秋の色合い |
ニュースで見ると昨年より18日も早いという。こんな残暑の最中でも上空は既に秋の気配である。
いち早く箱根エリアから富士山を望んで「秋だなあ〜〜」と思っていた矢先なので納得。
夏は夕刻にこんなにきれいに富士山は望めない。我々は「夏の午前富士」と呼ぶほど。
このポイントは料金所のおっさんが「ぜひクルマを止めて写真をトンなさい」と言ったのでこういうダブル富士(富士山と同じ角度の屋根なんですね)的アングルを撮ったもの。
こうして見るまで気がつかなかったのはオオボケである(汗)。
西日を浴びて白む富士とA4カブはなかなか絵になろうという(自画自賛w)もの。
そういえば毎週のようにここを走るものだからさすがに慣れてきた気がする。
慣れというかコーナーの深さと曲率を覚え始めたから必要以上に減速しないしステアリングも切らない。クリッピングからの立ち上がりもステアリングをやんわり戻すだけで速度が回復されるような柔軟な運転スタイルになってきたようだ。
当初の「マガンね!」というクルマから「まあまがるね〜〜」的なクルマになった。
事実クルマは変わらない訳だから自分が変わったのだろうことは自明(爆)。
t氏の言葉通り「クルマの特性にあわせた運転スタイル」ということなのだろうか。
このクルマに乗り換えたことによる副産物の一つとしてこうしてちょくちょく停車しては景色を楽しんだり写真を撮ったりすることかもしれない。特にナヴィシートの乗員にとっては福音以外のなにものでもないのだろう(恐妻家まるだしw)。
TTの時は目を吊り上げてタイヤをすり減らし、ブレーキから煙を出しながら一刻も早くという気持ちからピットイン時間までも削り取るような運転になっていたんだと思い知らされた次第。
来年は大台に乗ろうという前に気づいた喜びの一つかもしれないなあと山を下りながらしみじみと考えた初秋の箱根越えだった。