楽しい会食・・・のはずが! |
本当に久々(二ヶ月ぶり)だったから楽しみにしていた。
場所は神泉の“海千山千”
名前のように海の幸山の幸を生で、炭火で焼いていただける店なのだ。
彼とはキャンプ仲間であると同時にこのブログに登場して来ていた“ゴルフ1”のその人である。(キャンプ好きは焼き好き!)
普段メールもほとんどしないから近況報告がてらに酒を飲む。
といっても彼はあまり酒を飲まないから私が一人で飲む。
仕事の話はほとんどしない。
もっぱら“男の話”だ。
クルマの話や家庭の事。昔の友達の話や会社のスタッフの話。
最近増えて来たのは“大人の恋”の話かも知れない。
そんな事を話しながら“つまむ”“焼く”“食べる”
さんまの刺身。旬である。光っている(光り物だからねえ)
金目鯛を真ん中に野菜も焼いてっと
・・・と楽しんでいた矢先突然
“ぐぐぐぐ〜〜〜!”息が苦しい〜〜〜!
胃が締め付けられるように、悪酔いの末期の症状に!
なんだこりゃ?と思ったが全くわからない。
とりあえず雨降る店外で深呼吸(ほんとに悪酔い状態)!
10分ほど外にいただろうか、一向に回復の兆しは無く下降線一本やりだ。
“何か当たったか?”と思いつき今度は洗面所に駆け込む。
勝利のサインを喉に突っ込み一気にリバース!!
三回程繰り返したらすっかり空っぽ。
心配顔の友人を残したままなので席に帰る。
座ったのは良いけどそれでも一向に回復しない。
こりゃだめだ・・・と早々に店を出る。
『大丈夫か?』の声に『へいきへいき〜〜』と答え、駅に向かって歩くもののこみ上げる“リバース感”にとっても歩く気がしない。
タクシー拾って帰路につく。
車中電話でのアドバイスに基づきシャワーを浴びてパンシロン飲んで速攻床に入った。
・・・あれ?おかしいぞ!かゆい、かゆい、かゆいかゆいかゆいかゆい〜〜〜!!
暗くしていた部屋に明かりを付けたら何と全身ぽつぽつだらけ!!!
やばい、やばいぞ〜〜これはやばい。
何だかわからないけど病院に行かなきゃ!!と。
近くの救急病院を確認して、クルマに乗ってダッシュ!!
頭の中から足の先迄のかゆみに耐えながら、吐き気を我慢しての運転は初めてだ。
這々の体で病院に付いたもののなかなか診てもらえない、深夜はこんな患者で一杯だ。
ベンチに小一時間程横になってたら遠くから名前を呼ぶ声が。
この時の声は天国のばあちゃんじゃないかと思った程だ。(ばあちゃんは名字じゃ呼ばないが・・・)
なんとか鎮静効果のある薬を点滴に混ぜて打ち込んでもらう。
そしてまた気絶するように眠ってしまった。
今度は間違いなく看護婦の声。気がついたらいろんな物が治まり始めていた。
『大丈夫ですか?』と看護婦
『ええ、なんとか』と俺
そして会計を済ませ、ふらふらしながら午前三時の病院を後にした。
焦ってたからクルマを玄関の正面に止めたんだ。(よく怒られなかったな)
長島さんの東京駅のエピソードを思い出した。
そんなことはどうでも良いが、一体何がこの“トリガー”になったのか?
未だにわからないのです。
社内に“鮭”でなる・・という社員は発見しましたが・・・
しばらく“さんま”は禁止だな!旬なのに・・・涙。