首都圏の雪 |
首都圏に雪が積もった。
ニュースによると7年前にも、また16年前にも同様に積もったと言う。
そういえば前回はスタッドレスを履かないミニで滑りまくりだったような気がする。
でもってその反動かなにかでレンジローバーへの道を辿ってしまったようにも思わない事も無い(苦笑)。
過去自分の(使うものも含め)クルマで冬タイヤを装着したのはシトロエンエグザンティアとC200、それと今回のA4カブになる。
エグザンティアにはミシュランのドライス。フランス車にはフランスのという意味でもないけれどアルプスを走り回るシトロエンを味わってみたかったから。これはドライ中心の首都圏生活者にはぴたりンのタイヤだったと記憶。
C200にはブリヂストンのブリザック。FRのネガティヴ(と自分で思ってただけ)を補完すべく最高のタイヤを選択するに至った。ドライの乗り味は“急”の付く操作には弱くて雪道だけを想定したものだと感じている。
ショルダー部分がしっかり角ばっているところもやや直進性に影響があるような気がしたがまったく問題無し。
それ以上に雪道での食いつきは特筆もので、あたかも雪などないかのようで自分がいままで経験した中で最高の効果を発揮する。価格も最高である(爆)。
しかしながらなぜだか小さな段差を越えたときのショックは夏タイヤより明らかに大きい。ブロックを指でつまんでみても柔らかいままだというのに。。。
高速走行が主体のA4カブはドライ中心の保険的役割のスタッドレスとして韓国製(NEXEN)を採用した。価格が安いタイヤは色々あるけれどやはり寒波の本家韓国ともなればいい加減なグリップじゃユーザーの避難を受けかねない。きっと良い仕事するに違いないと思い切っての採用。思い切ったのは安さへの不信感を払拭すると言う意味のみでコクサンの1/4~1/5の価格に対しては嬉しさ以外の何者も存在しないのだが。。。
さてそんな韓国タイヤ、実は働き者で非常に気に入った。
まずはドライ路面での信頼性と静寂性。下手するとコクサンダンロップより静かでタッチがソフトでクルマに似合っている気さえする。
ステアリングの戻りも一層しなやかで運転が上手になったよう(言い過ぎ?)。
良い事尽くめのようだけれど意外な盲点は雪上グリップ(爆)。
スノーターヤが本命を忘れてどうする!とお叱りを受けそうだけれどそれでさえ昨年チャレンジで購入した7年落ちの中古コクサンスタッドレスの100倍はグリップする(泣笑)。
まだ耐久性的な部分に不安は残るけれど、もし皆さんが首都圏でスタッドレスを検討されているのであれば海外性(特に韓国製)も視野に入れて検討されるのをお進めします。
まだまだ「なごり雪」など降ると思われる今年。思い切って付け替えもアリだとあおもいますよ。