CVTとクリープ |
オフィスまでの距離が以前より縮まったことで通勤手段が多様化した。
1−完全徒歩(30分)
2−徒歩+電車(15分)
3−クルマ(10~15分)
かかる時間はやなりそれなりだけれど時代的には1の完全徒歩が良いのだろう。
。。。が生来の怠け者の性格から(笑)ときおりクルマだ。
徒歩は健康にもいいしなんせ食事がうまい。おかげで徒歩が続くと体重も増加することが判明した(爆)。
さてそんなデブ事情はさておいてクルマ通勤の際にいつも止まる交差点がある。
少し上り坂で停止するいわゆる坂道発信を要求される停止位置だ。
メルセデスは以前乗っていたレンジのようにGセンサーが働いて自動でパーキングブレーキをかけてくれるのでブレーキから足を放して待つ事が出来る上にアクセルを踏むだけで全く後退する気配さえなく発信する。
Cの最新モデルではブレーキを強く踏めば自動でパーキングブレーキが起動する。
さてCVTのA4カブリオレはというとちょっと複雑。
本来CVTにはクリープ現象(オートマでDレンジにいれた状態でクルマがゆっくり前進(または後退)すること)が起こらないと言いますが多くのクルマと同じ様にこのクルマも作為的にクリープ現象が創り出されています。
で、このような後ろ下がりの坂道停車の場合ブレーキで止まっているのだけれどこの間は作為的クリープもキャンセルになっていてエンジン回転も完全なアイドルです。この状態から右脚を踏み替えてアクセルを踏む間の僅かの時間でほんの少しクルマが後退するんですね。
ブレーキから足を放すと(ブレーキランプセンサーと連動しているみたい)クリープスイッチが入って前進を始めるけれどブレーキセンサーが稼働していても制動力が不足している僅かのあいだクルマは後退する(いわゆる全てがフリーの状態)ようです。
最初の頃は“はっ”としたものですが今では慣れっこです(笑)。
これがいやなら左足ブレーキを動員すれば委細関係なく発信することができるのですから。
こういう電子制御的な仕掛けは当時としては結構念入りに考えられたものだとは思いますがどこかマニュアル車の面影があって親しめるということも言えます。
そう言う意味では(どういう意味だ?)「欧州車(ドイツ車)は5万キロから」なんて昔良く雑誌で読んだ事を思い出す様に長らく放置されていたと思われるこのクルマのCVTも運用一万キロ以上を経て次第にスムーズになって来た様におもうんだけど気のせいかな?リバース切り替え時のタイミングはかなり慣れを要したが。。。。