筑紫楼恵比寿店 |
先頃全面改装のため休業していた“筑紫楼 恵比寿店”におうかがいしました。
改装中は代打として“広尾店”を利用させていただいていました。
確かに“広尾店”はじめ“丸の内店”などの新店はどこもモダーンで明るくいわば“今風”の佇まいで盛況のようです。
個人的には“旧恵比寿店”のいわゆる“中華街風”内装は嫌いではなく、むしろ“老舗”の風格さえ漂っていた事を好ましく記憶しています。
さて、この店がどのように変わったのかレポしてみました。
時はランチタイム。12:00ちょうど。
恵比寿駅西口からロータリーを左回りに2本目を左にそして右に入って、小道を左にまがったあたりだったよなあ・・・ありました。
ガラスで囲ったモダンな佇まいに思わず通り過ぎるところでした。
すっかり“今風”になった外観は明るくてある種の高級感を保ちながら入りやすさをうまく作っているといったところです。
個人的には“無個性化”が気になるところですがこれも時代の変遷かとちょっぴりさみしくもあります。
さてガラスの扉を開けるとマネージャーらしき人が出迎えます。
いささか早口のこのマネージャー氏に、二名であることとその一人は遅れてくる事と禁煙席を伝えると即座に2階席に案内されます。
1階ホールは広々としていて既に大半はサラリーマンやOLらしき人たちで埋まっています。
正面と左側の大部分がガラス張りのその店内は明るく、爽やかにお昼がいただけるものになっていますね。
既存店舗とレイアウト自体は変更が無いように見受けられるがその明るさ感は相当な効果を発揮していると感じます。
さて二階です。やや狭くて急な階段は旧来どおり。正面に壁、左にずらっと二人席。
右に入って個室がいくつか有りそうです。
通されたのはそこにつづく4人席。
セミ個室と言えそうなその席にゆったりと一人で座らせていただきます。
連れは“遅れます”と伝えて来ていたから先に始めます。
メニューを見るまでもない。なんせランチなんだからね。かる〜〜くかる〜〜く。
点心のなかから“ホタテ春巻き(3本600円)”と(珍しく)“スーパードライ生”を注文します。
生は直ちにテーブルに。春巻きは15分ほどかかります。すでに一杯目のビールは底をつきかけていましたので2杯目注文。
実はこの春巻き、以前の
“ぱりぱりして美味しい”から
“ぱりぱり、さくっ、ふわ、とり〜り、ふはふは!”に!
フカヒレでとった“あん”が混入されている事は明白で美味い事この上無しです。
熱々をさますように生ビールが喉に清涼剤としてするするする〜〜〜っと!
たまりません、いや止まりません。
連れの来店とともにお約束の“フカヒレ煮込み麺”とご飯付きのセットメニューをオーダーし、麺の終わったおつゆをご飯にかければ(この食べ方はお勧めです)“ミニフカヒレ煮込み丼”の完成。
“茄子のひき肉味噌いため(麻婆茄子)”の肉と交互にご飯にかければ、いつしかおひつのご飯は空っぽに・・・・デザートの杏仁豆腐がまたさっぱりして・・・・
う〜〜〜ん、満足〜〜満腹〜〜〜!!くるしい〜〜となります。
食欲がないとか、元気が無いとかそんなときはぜひ一度“筑紫楼恵比寿店”へ行かれる事をお薦めいたします。こんなにおいしかったっけ?この店???