先週末A5乗りの友人とひょんなことから一緒に山坂道を走り回ることになった。
最初は自分が先導していたのでルームムラーに映る双子っぷりの顔を見ながら『A4とはちょっと何か違うな』程度に思いながら走ってた。
クワトロで200馬力オーバーのA5はいとも軽々と追尾してくる。しかもロール無し!
見ているこっちのルームミラーが傾いて後続車は逆に傾いているようにさえ見える。速い。
とある交差点で前後入れ替わり、名誉の後続車となる。
今度はA5の黒いテールを眺めながら走る。
『何だ、テールランプも同じじゃん』と思いながら。。。
でもかっこいいな。あんなんじゃないような気がする。。。。。
その通り、あんなにかっこ良くもないのがA4セダン。
コンビニピットイン時によく見てみたらあら全然違うのね・・・
その違いは写真ではよくわからないけれど所有して乗ると違いがわかるような程度にうまく抑えてある。
ランプの大まかな形やボリュームは同じにして角のカットの角度や中のランプのレイアウトなどが微妙に違う。
フロントの写真を取り忘れたがやはり同じような処理で『セダン調に優しいA4』と『クーペ調にかっこいいA5』と微妙だが明らかに違うデザイン処理が施されている。
ボディーサイドのプレスラインも位置自体は同じようでも下方向に向かって窪んでいるA4と逆につまんだように出っ張っているA5。それぞれのキャラが際立つ処理に皆でう〜〜んう〜〜んと只唸っていたのだった(汗)。
内装は仕上げや色調くらいで『かっこいいアウディとまあ普通のアウディ』というくらいの違い。
でも世界観の違いが明らかに現れれいて、また同じ形でもこんなにもイメージを変えることが出来るのはデザインを生業と小生にははなはだ参考になるサンプルでありました。
いずれにせよなんとも良く出来たお車であることは確かである。
ただそのベクトルははっきり女性に向かっているような気が。
汗臭い筋肉質とは正反対の、だけど均整のとれた張りのある艶っぽいスポーツマン。『ああ、これ世の女性が好きなタイプだな!』と膝を打つ私(笑)。
スポーツジムに通いゴルフはシングルプレーヤーであるところのエリートサラリーマンのこのA5オーナー氏にピッタリではないかと思う訳なのです(ほめ殺しではないです(汗))。
なるほど『名は体をあらわす』というが『車は体をあらわす』のだろうか。。。。はたして。