微熱 |
近頃書けば“酒”の話に偏りがちな我が紙面。
その中でもいつにも増して激しい“酒日”となってしまった。
幸い目標にしていた到達点(時間)までいささかも酔いつぶれる事無く平静でいられた事は我が肝臓に感謝するほかは無い。
とはいえ関係各位には満足のいかない時間を過ごさせてしまった事をここにお詫びしたい。(ということで酒系の記事はひとまずお休み)
さて、先日の宣言通り“精力的な試乗攻勢”の第一弾として本日は晴天にも関わらずゴルフにも行かず(というかさすがに体力の限界)ディーラーの門を叩いた。
準備も無しに突然押し掛けたのは成城のBMWである。
入るや否や『Z4cupeの情報を教えていただきたい』
セールス氏『まだ情報はございません』
であればと『3Lのストレート6を積んだモデルに試乗したい』
セールス氏『あいにく3シリーズの3Lモデルがございません』
『1シリーズも未だに展示車すらございません』
『もしよろしければ116などご試乗されてはいかがでしょう?』
う〜〜ん、さすがに飛び込みでの一元客である。対応は素っ気ない。
しかもふと我をかえり見れば“そのへんの散歩がてらのオヤジ”である。
しかも車はミニときたら誰が見ても冷やかしとしか思えまい。
やおら価格表何ぞを引き出して『お高くなっております』とやんわりお帰りモードだ。
まあ、事実金もないから高い車は買えはしないが意味があれば無茶もする勇気はある。
そうしてなんだかんだと話し込むうちにこのセールス氏近々130iに乗る機会を得ていると言う。
この情報と、今後の入庫情報を約束して店を後にした。
紳士的な対応とクリーンなショールームは散歩のオヤジには不釣り合いで、ケーキケースの前でよだれを垂らすガキのごとく。
まあ、これに懲りずに別の(近くの)ディーラーにも通ってみるつもりだ。
それはそれとして新型3シリーズって未だになじめない。
以前のモデルのしゃきっとした造形が懐かしいし、どこか上質感が落ちているように思われてならない。
この調子で登場するZ4cupeの品質感や如何に・・・・
反面、3Lストレート6搭載モデルとしての意味のみならず、卓越したスタイリングを携えたこの車の登場は待つ価値があると(今は)考えている。
暫くこの微熱はさめそうにない。