ケイマンはゴルファーズエキスプレスたりえるか?(積載編) |
といったセールス氏の言葉を検証してみます。
また、今後ケイマンを買ってゴルフに行こうと思われる方々の多少なり共参考になればと思います。
検証その1(積載編)
まず開ける為にはキーについているリモコンスイッチを入れます。
あるいは運転席右側のレバーを引きます。
当方、このリモコンはキー自体がポケットの中にあったりしてスイッチが入りやすかったため(ひょんなことで開いたりしたため)PCに持ち込んで数秒間押し続けることにより開く設定に変更してもらいました。
リア
『ボン』という音と共にキャッチが解放されてボディから2センチばかり持ち上がります。
いわゆるゴムパッキンの力がリッドを押し上げています。
ゴルファー必見のトランク内です。
いわゆるウッド系(今は木ではありませんが)を全部バッグから引っこ抜いて、左手前の穴ぼこにヘッド側を差し込んでからグリップ側を入れます。
ヘッドカバーをしたままでも44.75インチのテーラーメードr7程度なら入ります。
ドラコン用の46インチやそれ以上のものははっきり言って無理でしょう。
そして残りのキャディーバッグをやはり同じように左から差し込み、ハスにしながら(斜めにして)おさめますとぴったり入ります。
しかしこの積載方法(横積)はゴルフに行かないとき(保管用)ですし一個しか積めません。
実際には上の写真のように(縦積)積んで(積み直して)出かけられることをお薦めします。
左右2つは積めますし、隙間からルームミラーの視界も確保されますからパンダにも気をつける事が出来ます。
この際リアのハッチカバーは外した方が良い様です。っていうかこれは平素でも不要だと思います。
このハッチカバーはロールスクリーンタイプが搭載出来ればもっと完璧な納まりになるものと思われますが、もっともここのあたりのスペースはミリ単位で空間を稼いでいるのでこれ以上の贅沢を言うのははばかられますが・・・。
そして閉めます。
ダンパーの効いたリッドをぐっと引くと、ボディ上2センチ位のところで止まります。そしてキャッチ上部のリッドを手のひらでグイと押してやります。
『カチャッ』と音がしてボディとフラットになったことでしまった事がわかります。
いわゆる“半ドア”状態のポジションは無い様です。
ゴルフ場のキャディには閉めさせない方が賢明だと思います。
また、このとき完全に閉め切ったとしてもカーゴランプは点灯したまま(残照式)ですからロックのかけ忘れ防止に役立つはずです(ロックすると消えます)。
フロント
こちらはリアとはちょっと違います。
フロントエンジン車と同じく解除レバーがあります(赤く見えるヤツです)
これを右に指先で(指くらいしか入らない訳ですが)押すと解除されます。
この時もダンパーの介入は緩いので持ち上げなければ開きません。
ここは幅奥行き共にわずかですが小さな子供が体育座りできるほどの深さがあります。
最深部で50センチ位ありそうです。
柔軟体操無しに底にあるものを取ろうとすると、ぎっくり腰になるかもしれません。
大きさ的にはいわゆるゴルフ用のハンディバッグなら二つ楽に飲み込むはずです。
だけどあれですよ、ゴルフ場に着いてやにわフロントとリアをパッカ〜〜っと開けている絵はなんとも格好のいいものではないでしょう?
ハンディバッグも出来る限り(無理矢理になります)リアに積んでおいた方がスマートではないでしょうか?
ケイマンでゴルフに行く時は宅配しましょう。というのが結論かもしれませんね。
または同じものをメンバーロッカーに入れておくといったことでも解決するかもしれません。
いずれにせよ荷物をタップリ積み込むクルマでは無い様です。